一日の終わりに欠かせないクレンジング。あなたはいつしますか?
帰宅直後?それとも入浴中?
実はクレンジングをすることで肌は乾燥しやすくなってしまうんです。
肌に乾燥は大敵!
正しいタイミングでクレンジングを行って、みずみずしく美しい肌を目指しましょう!
クレンジングのベストタイミングはいつ?
クレンジングのベストタイミングは、
帰宅直後?入浴中?
実はどちらも間違いではありません。
簡単それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
①帰宅直後
皮脂や化粧製品は時間が経つと酸化してしまい、毛穴の黒ずみの原因になってしまいます。
化粧時間が長ければ長いほど肌に負担がかかります。
帰宅直後に化粧を落とす上での最大のメリットは、
肌に負担をかけている時間を短くできるということです。
しかし帰宅直後にクレンジング→洗顔→保湿をし、
入浴時に再度洗顔をすると必要以上に油分や水分を落としてしまうため、
乾燥を招いてしまうケースがあります。
できればクレンジング→保湿のみで済ませ、はやめにお風呂に入りましょう。
②入浴中
入浴中は蒸気で全身の毛穴が開くため、毛穴に詰まった汚れが落としやすくなります。
毛穴が開いた状態でクレンジングを行うと、より汚れが落ちやすくなり、
さらに入浴後の保湿の際も化粧水や乳液の成分が浸透しやすくなるというメリットがあります。
デメリットとして、毛穴が開いたからといって一番はじめにクレンジングをしてしまうと、
シャンプーなどをしているあいだに肌は乾燥してしまいます。
洗う順序を考え、なるべく肌の乾燥を防ぐよう気をつけましょう。
より良いクレンジングを行うために『乳化』させよう
①乳化とは
通常、油分と水分が混ざり合うことはありません。
容器に油分と水分を入れると水分が油分に包まれている状態になります。
しかし乳化させることにより、油分が水分に包まれる状態になります。
乳化されたクレンジングはとても汚れが落ちやすくなり、
流した時にも残りにくくなるため、より肌にメリットを与えることができます。
②乳化させる方法
乳化させる方法は普段のお手入れに一手間加えるだけで簡単にできます。
通常通りクレンジング剤を肌に充分に馴染ませます。
そのあとすぐに流すのではなく、
少量の水を手に取ってクレンジング剤がついた状態の肌に軽く馴染ませます。
その水分が全体的に白く濁ってきたら乳化されてるサイン。
クレンジングはなるべく短時間(1分前後)で終わらせることが大切なので、
サインが見られたらすぐに流しましょう。
流す水温は32℃前後のぬるま湯が最適とされています。
お風呂での入浴中にクレンジングで気をつけること
①必ず乾いた手で行いましょう
入浴中、手が濡れた状態でクレンジングを行うと、肌に馴染ませる前に手の上で乳化します。
馴染ませる前に乳化させてしまうとクレンジング剤の力が落ちてしまい、
汚れが落ちにくくなってしまいます。
清潔なタオルで水分をふきとってからクレンジングするようにしましょう。
②クレンジングは一番最後に
何度も言うように、クレンジングは乾燥を招きます。
入浴してすぐにクレンジングをすると、
毛穴も開いておらずシャンプー等をしているあいだに乾燥もしてしまいます。
なので、全て終わってお風呂を出る直前に行うことをおすすめします。
水分をふきとってから保湿するまでの理想の時間は1分以内とされています。
保湿のタイミングは早ければ早いほど肌に浸透しやすいので、
水分をふきとってすぐに保湿できるよう、
脱衣所に化粧水や乳液などを置いておくことが好ましいです。
③シャワーを直接顔に当てない
顔の皮膚は0.2ミリと薄くとてもデリケートです。
そのためシャワーの強い刺激を直接肌に当ててしまうと肌を傷める原因になります。
またシャワーを直接当てることは将来の肌のたるみを招きます。
シャワーで流すより少し時間はかかりますが、
手でお湯をすくい20回程度すすぎ流すようにしましょう。
クレンジングのタイミングと注意点のまとめ
どちらにもメリットデメリットがあるため、
どのメリットを優先するかはあなた次第です。
しかし乳化はどちらでクレンジングする際にも有効な方法なので、
クレンジング時に習慣づけより汚れを落としましょう。
クレンジングだけでなく、
洗顔も肌にとってとても大切なので、
しっかり泡だて優しく泡で洗うことを意識しましょう。