クレンジングといえば、メイク後に行うのが普通ですよね。
そんなクレンジングを朝、洗顔するタイミングで行う美容法があることをご存知ですか?
『朝クレンジング』…メリットは何?デメリットはあるの?
普通のクレンジングとやり方は違う?
今回はそんな疑問を暴いていきたいと思います!
朝クレンジングのデメリットとは?
①肌のバリア機能が低下
クレンジング剤は洗浄力が強いため、あまりやりすぎると
必要な油分まで落としてしまいます。
油分を落とすことにより、肌のバリア機能が低下し、
ニキビや肌荒れが起こりやすくなります。
またシミやシワなどの年齢肌を加速させる原因にもなります。
②肌が乾燥する
油分の落としすぎに加えて強い刺激が与えられるため、乾燥肌になる恐れがあります。
肌トラブルのほとんどの原因に肌の乾燥が関わっているといわれるほど、
肌にとって乾燥は不要な存在です。
油分を失いすぎてしまった状態だと、肌を守るためにと過剰に皮脂を分泌します。
皮脂が過剰分泌された肌はオイリー肌になり、悪循環に陥ってしまいます。
③ターンオーバーの乱れ
肌を生まれ変わらせてくれるターンオーバーの乱れにも繋がります。
通常肌は28日周期で生まれ変わるのですが、
乱れてしまうとうまく生まれ変わることができず、肌トラブルが治りにくかったり、
さらには肌トラブルを招いてしまう可能性があります。
一度乱れてしまうと、正常なターンオーバーの周期に戻すにも時間がかかってしまいます。
朝クレンジングのメリット
「朝クレンジングはしないほうがいいんじゃないの?」
上記のみを読んだ方ならそう思われるでしょう。
朝クレンジングは毎日行うとデメリットを招いてしまいます。
しかし頻度を守って行うと、
肌に良いメリット がたくさんあります。
①寝ている間の汚れを落とす
朝の肌は寝ている間の皮脂や汗、さらに夜行うスキンケアの油分などがついていて、
少しベタベタしますよね。
朝クレンジングを行うことにより、それらの汚れや油分を一緒に落としてくれます。
また、前日に落としきれていなかったメイク汚れも落としてくれます。
②化粧ノリを良くする
朝クレンジングで汚れや油分を落とすことにより、
洗顔後の化粧水や乳液の成分が肌に浸透しやすくなるため、化粧ノリが大変良くなります。
また朝のスキンケアを肌にしっかり浸透させることにより、
日中乾燥しにくくなり化粧崩れなどの対策にもなります。
③鼻の黒ずみやニキビ予防
鼻の黒ずみやニキビは、肌にある余分な皮脂を放置しておくと
酸化したり炎症を起こしたりしてできるものです。
朝クレンジングで定期的に皮脂を落としておけば、それらの予防にもなります。
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朝クレンジングのやり方&注意点
①朝クレンジングのやり方
(1) 手のひらに適量取り、クレンジング剤を優しく包み温める。
(2) メイクを落とすように擦るのではなく、
顔全体にクレンジング剤を塗っていくような感じで優しく広めていく。
(3) すすぐ際はぬるま湯で、すすぎ残しのないように流す。
(※朝クレンジング後の洗顔は不要。)
朝クレンジングをしたあとは、
そのままスキンケア を行いましょう。
②朝クレンジングの注意点
(1) オイルクレンジングは使わずに、
洗浄力の少ないミルクタイプやクリームタイプがおすすめです。
ですが、洗浄力が弱いからといって、
シートタイプのもの選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
シートタイプや拭き取り系のクレンジングは、クレンジングの刺激に加え、
摩擦の負担もかかるためあまりおすすめできません。
(2) 回数は週に一度程度。毎日することは避けましょう。
毎日行うことにより必要な皮脂まで取り除く原因になります。
(3) 敏感肌や乾燥肌の方は控えてください。
敏感肌や乾燥肌の人は、肌に必要な油分が足りていないケースが多いので、
朝のケアは、洗顔料も使わずに水のみで洗う水洗顔がおすすめです。
朝クレンジングのやり方と注意点のまとめ
朝クレンジングは、
メリットデメリットの両方を持ち合わせています。
しかし、
頻度ややり方をきちんと守ることにより、デメリットを回避することができます。
「ベタつきが酷いから毎日朝クレンジングしたい!」
そのような方は、まずは普段使っている洗顔料を見直してみてください。
肌に合っていない洗顔料を使用していると皮脂が過剰分泌する場合があります。
朝クレンジングは、
- 毛穴の汚れが特に気になったとき
- 肌の皮脂分泌量が異常なとき
などに行うことをおすすめします。
正しい朝クレンジングの知識を身につけて、綺麗な素肌を目指しましょう!