数年前から流行しているまつ毛エクステ。
十数年前は付けまつげが主流でしたが、
専用ノリを皮膚につけるつけまつげよりも肌に負担が少なく、
毎日のメイク時間の短縮にもなることから多くの人が利用しています。
しかしクレンジングは普段と同じでいいのでしょうか？
今回はマツエク中の正しいクレンジング方法についてご紹介したいと思います。
マツエク中にオススメなクレンジング剤とは？
①油分が少ないもの
マツエクは自まつ毛にエクステを接着し、長さをだします。
その際使用するグルーという専用接着剤はとても油分に弱く、
通常のクレンジング剤だとエクステがポロポロと取れやすくなります。
オイルフリーや油分少なめのものを選び、マツエクが長持ちするようにしましょう。
最近のグルーはオイルにも対応しているものがありますが、
やはりクレンジング剤を選ぶ際は油分少なめのものや、
オイルフリーをおすすめします。
②水がベースになっているもの
水がベースになっているクレンジング剤は、
水ローション・リキッド・水性ジェルの３つがあります。
まず水ローションは一番肌への刺激が少ないので、
敏感肌の方におすすめ。
しかし肌への刺激と洗浄力は比例するものがほとんどなので
やはり洗浄力の面でみるとあまりおすすめはできません。
リキッドは、水分にも油分にも馴染みやすく汚れを落としやすいです。
濃いめのアイメイクをされている方は、
是非リキッドタイプを使用してみてください。
次にジェルタイプ(水性)のもの。
ジェルクレンジングは保湿成分が配合されているものが多く肌に優しいです。
洗浄力はリキッドに比べて低下するため、ナチュラルメイクの方におすすめです。
③ポイント専用リムーバー
最近では目元や口元それぞれの専用クレンジング剤もよく目にしますね。
ポイント専用リムーバーはコットンに馴染ませて使うことで、
メイクを落とす時、擦らずに簡単に落ちるという点から利用している方が多いです。
特にマツエクは擦ったりして強い刺激を与えるとポロポロと取れてしまうので、
ポイント専用リムーバーの利用をおすすめします。
マツエク中にクレンジングする際の注意点は？
①クレンジング剤を手で温めてから使用する
クレンジング剤を手に平に出し、優しく包みます。
軽く温めてあげることで肌に馴染みやすくなり、
より汚れを落としてくれます。
②コットンや綿棒を使用する
マツエクは絶対に擦ってはいけません。
コットンにクレンジング剤を馴染ませ、落としたい部分に5秒程度当てます。
少し時間を置くことで汚れが浮き出るので落としやすくなります。
そしてコットンを動かすときは必ず上から下にのみ。
下から上に動かす拍子にマツエクも取れてしまう可能性があります。
また、コットンでは落としにくいようなアイラインや目じりの際の細かい部分には、
綿棒を使い隅まで綺麗に落とすようにしましょう。
マツエクをより長持ちさせるには
①まつ毛には触れない
クレンジング時はもちろんのこと、
洗顔時に擦ったりシャワーを直接当てたりしないでください。
また前髪がまつ毛にかかることでも取れやすくなってしまいます。
できるだけ前髪は目にかからない長さにしましょう。
就寝時も仰向けで寝るのが好ましいです。
やはりうつ伏せや横向きで寝ると、枕に触れてしまう可能性があります。
マツエクは本当に繊細なので日々の生活から意識するようにしましょう。
②マスカラはなるべく避ける
やはりマスカラはなるべく避けたほうがより長持ちします。
マスカラを塗るときに取れてしまったり、
なによりクレンジング時にまつ毛に負担がかかってしまいます。
目をより大きく見せるためにマスカラを使うのではなく、
アイシャドウの塗り方を変えてみるなど、他の方法を試してみるのもおすすめです。
アイシャドウひとつで雰囲気がすごく変わるので、
ちょっとしたイメチェンにもなりますよ。
どうしてもマスカラが塗りたい方はまつ毛の根本は避け、
生え際から３分の２あたりから丁寧に塗りましょう。
クレンジングの際も同様に丁寧に落としましょう。
③まつ毛美容液を塗る
まつ毛を濃く、太く、長くする効果があるとされているまつ毛美容液。
さらに髪に使用するトリートメントのように傷んだ毛を修復してくれる効果もあります。
マツエクや紫外線、日々のクレンジングでもまつ毛は傷んでしまうため、
自まつ毛の成長にもマツエクの維持にもまつ毛美容液は欠かせません。
就寝前のケアはもちろんのこと、
朝のメイク前や日中に塗りなおすようにするとより効果が見られます。
マツエク中のクレンジング方法まとめ
マスカラのみのメイクやつけまつげに比べて、費用が倍以上にかかるマツエク。
少しでも長持ちさせたいですよね。
手間はかかりますが、毎日の丁寧なケアが長持ちさせる一番の秘訣です。
メイクをきちんと落とし、刺激を与えることを避け、
長く美しいまつ毛保ちましょう！
